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日本からの輸送コストなどは、どうまかなっていらっしゃるのですか?
日本からアフガニスタンへ直接運ぶことはできないので、まずパキスタンへ船便で運びます。こちらは日本郵船さまにご協力いただいておりますし、検品はクラレさんやランドセル工業会さんにご協力いただいております。
コストがかかってしまうのは、日本での通関手続きと、パキスタンからアフガニスタンまでの陸送費用です。アフガニスタンは交易が盛んではないため、流通業者がすくないのです。
なので、ランドセルを寄付していただく方々に、1個につき1800円の募金と、新しい学用品のご寄付をいただいております。こちらも懸念のひとつだったのですが、ランドセルを寄付していただく方々には快く募金していただき、おかげさまで大きな反響を得ることができました。2002年にスタートしてから、毎年約6000個(06年は6750個)、コンテナで2個ぶん(パンパンになるくらいだという!)をアフガニスタンに送り続けています。
ところで、アフガニスタンのほかに、モンゴルにもランドセルを送っているのはなぜでしょう
実は豚革でできたランドセルが、ご寄付いただいたなかに1割ほどありまして。ご存知かもしれませんが、イスラム圏で豚革製品を使うことはできませんから、送ることもかないません。
イスラム圏以外の国を模索したところ、モンゴルが浮上した、というわけです。こちらは2003年から、ご寄付いただいたランドセルを配布しております。
損傷が激しいランドセルなどについては、クラレさんが引き取ってくださいます。
今後、配布の拡大などについての計画はございますか?
おっしゃるとおり、配布を拡大したいのですが……コストの問題もございます。また、前年度に配布したところには、次の年にも新入生が入ってきますから、継続して配布することも重要です。なので、現在は“現状維持”というところです。
ちょっと嬉しい悲鳴、ですね(笑)。現地のお子さんの反応は、どうなんでしょうか?
アフガニスタンでは、既製品というものが珍しい。服はお家で縫ったものを着て、草を編んだお人形などで遊んでいます。
ですから、日本から送られたランドセルを、子供たちは大変喜んでつかってくださっています。
お家では、まるで神棚にお供えするように、大事に保管してらっしゃる方もいるそうですよ。
同封してくださる学用品にも興味津々。ランドセルと学用品があることで、子供たちが積極的に学校へ通うようになったと聞いています。
本来の目的が達成されたんですね。最後に、ジョイセフのランドセルに関する活動について、一言お願いいたします。
そうですね……日本のランドセルは6年間保証ですが、6年以上経っても十分使えます。それを使っていただけるなら、ぜひ使っていただきたい人がいますし、ランドセルにも第2の人生を歩んでもらえたら、大変嬉しく思います。
ありがとうございました。
捨てるのにもお金がかかるランドセルに第2の人生と、アフガニスタンの子供たちに夢と希望をプレゼントする、というのはいかがでしょう?
ちなみに、ジョイセフでは他にも、書き損じたハガキなどの寄付も、上記の活動に役立てているそうです。
今回特別に取材を受けて頂いた財団法人ジョイセフ 国際協力推進グループ アシスタント ・プログラム・オフィサー 甲斐 和歌子さん
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